大日本茶道学会

【茶道コラム】第25回「もうひとつの目標」を追加しました

120周年の年も、もう四か月が過ぎてしまいました。

会員の方々と一緒に喜んでいただくとともに、この素晴らしい記念の年にどのように大日本茶道学会の知名度を上げるかということが大きな課題で、
会長の手助けをしながらも、至らぬ点を反省しながら、追われる日々です。

仙心会も無事に終わり、毎日の呈茶席にも大勢の方々にお入りいただきました。その様子を見ている三越の方から聞かれる感想は、
「大日本茶道学会の結束力はすごいですね」という言葉です。多くの会員の方々が会場を賑わわせてくださるからこその言葉と思っておりましたが、
それだけではなかったようです。

昨年から依頼を受けて、東京ドームで開催される「世界らん展」でも茶道を紹介してー服味わっていただこうというコーナーができ、それを茶道学会が
受け持ちました。

普段の茶会とも、添釜とも違った層の方々を対象に行われる呈茶席、本部からお願いした支部の方々には本当にご苦労をおかけしてしまいました。

最終日に担当の方々が「みなさまの団結力、人をもてなそうという心に感激しました」と同じ言葉を頂戴しました。その中には、臨機応変に対応して、
出来る範囲でニーズに応えようとする姿が、珍しいということだったようです。

「大日本茶道学会にお任せすれば信頼できます」

なんて嬉しい言葉でしょう 。信頼される茶人こそ、人として素敵な茶人ではありませんか。こんな言葉を頂戴できるのは、会員の皆様のおかげと
改めて感謝申し上げるとともに、120周年の良き年に、信頼される茶人になるように努めようという目標がもう一つできた気がします。
誠実に人として温かくありたいですね。

                                             教場長 田中 仙融 (平成30年5月発行 会報「えんじゅ95号」掲載)

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